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優れた耐凍害性外壁材の基材中にある、無数の小さなすきま(空隙)のサイズを小さくし、クッション性のある部位を持たせることで、凍結時の体積膨張による圧力を緩和させ、基材が破壊されにくくしています。耐凍害性イメージ防火サイディングオートクレーブ未処理の一般外壁材独自の配合と押出成形により、すきま(空隙)サイズを小さくして凍結を抑え、かつクッション性のある部位を形成することで凍結時に生じる圧力を緩和させ、凍害の発生を抑制します。一般的に凍害を起こしやすいとされるすきまサイズ数百〜数千Åのすきまが多くあり、凍結すると体積膨張による圧力で壊れやすく、凍害が発生しやすくなります。外壁の基材アップすきまサイズ:100Å程度外壁の基材アップすきまサイズ:数百〜数千Åすきま(空隙)クッション性のある部位体積膨張による圧力すきま(空隙)体積膨張による圧力凍結しても・・・凍害の発生を抑制!凍結すると・・・凍害の発生!壊れにくく強いクッション性のある部位が圧力を吸収するため、凍害が発生しにくい。壊れやすく体積膨張による圧力で弱い基材を破壊!基材が破損している!防火サイディング異常なし凍害が発生した場合異常あり基材は凍害による破損がなく、優れた耐凍害性を有していることがわかります。基材は体積膨張により破損して、膨らんだ状態になります。凍結融解試験300サイクル繰り返し試験後、目視観察します。(1サイクル=気中凍結ー20℃2hr⇔水中融解20℃1hr)83